令和8年春のスギ花粉予報
【花粉発生のメカニズム】
- スギは、雄花と雌花を別々に着ける。花粉の発生源となるのは雄花である。
- 雄花は7月ごろから形成され始め、成熟後、翌2〜3月に花粉を飛散。
- 1つの雄花につき、約40万個の花粉が含まれる。
静岡県のスギ花粉発生量は平年の1.9倍の見込み
静岡県農林技術研究所森林・林業研究センター(浜松市浜名区)は15日、今春の県内のスギ花粉発生量が平年の1.9倍になる見込みだと発表した。花粉の発生源となる雄花の着花指数は過去10年で最多。今後の気温にもよるが、本格的な飛散は2月中旬ごろからとしている。
昨年11月13日〜12月1日に県内30カ所のスギ林で、職員が約2400本の雄花の着花状況を目視で調べた。今回調査の着花指数は2124。過去10年の平均(1124)を上回り、昨春と比べても1.1倍になった。昨夏の記録的な猛暑や長い日照時間が雄花の形成を促したとみられる。

着花指数を地域別にみると、中遠、志太榛原、加茂、西部で高い傾向がみられた。西部では、平年比で浜松市天竜区春野町宮川で2.6倍、浜松市浜名区引佐町渋川で2.1倍、浜松市天竜区水窪町奥領家で1.7倍と、いずれも平年値を上回った。
2026年全国の花粉飛散傾向

浜松市においては愛知県の花粉飛散の影響を受けることがあります。
本格的なシーズン突入は2月上旬とされていますが、実は飛散開始と認められる前から微量の花粉が飛び始めています。症状が出てから対策しても、ピーク時のつらさを抑えきれない場合があり、早期対策が重要です。
ピークを乗り切るための「2つの構え」
まず1つ目は、「飛散開始1カ月前からの受診・早期治療」です。本格的に花粉が飛ぶ前から薬を飲み始めることは「初期療法」と呼ばれ、アレルギー反応の立ち上がりを抑えることで、ピーク時の症状を緩和しやすくなるといいます。
そして2つ目は、「飛散量に合わせた治療の見直し」です。2026年は飛散量が多いと予想されるため、症状に応じて薬の調整を検討することが重要。鼻づまりが強ければ点鼻薬を追加したり、外出の機会が多い日はより効果の強い薬を選んだりと、その年の状況やライフスタイルに合わせた適切な対処が求められます。
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