2021年 静岡県のスギ花粉予報とコロナ禍の花粉症対策について

1.スギ花粉の飛散開始時期

 静岡県のスギ花粉の本格的な飛散開始時期は1〜2月の気温に影響されますが、2月中旬頃となるでしょう。スギ花粉は飛散開始と認められる前からわずかな量が飛び始めます。2月上旬より早めに花粉対策を始めると良いでしょう。



2.スギ花粉の飛散量

 2021年の静岡県のスギ花粉発生量は過去10年間の平均値と比較して「平年並」と予測されます。形成された雄花の量は平年並みで、過去10年間(平成16年から25年)の平均程度でした。花粉発生量が「少ない」であった昨年と比べると1.7倍程度増える見込みです。





3.コロナ禍の花粉症対策について

@くしゃみによる花粉症患者から周囲へのウイルス拡散

 新型コロナウイルスは、感染しても症状の出ない人(無症候感染者)が多いことは知られています。無症候感染者が花粉症になり、室内や電車、バス内でくしゃみをすることで、たとえマスクをしていても、ウイルスを拡散させてしまう可能性があります。

A花粉症症状で、花粉症患者自身へのウイルス感染リスクが高まる

 花粉症患者が、マスクをはずして鼻をかんだり、目をこすったりしがちです。公共物に触れた手で、口元、鼻、目などを頻繁に触ることで、新型コロナウイルスの感染リスクが高まります。

Bコロナウイルス感染の発見の遅れ

 コロナ感染の典型的な症状としては、くしゃみや鼻水、発熱やだるさ、嗅覚障害、味覚障害、気管支の炎症などが挙げられますが、花粉症も鼻水、くしゃみ、嗅覚障害があり、場合によっては熱っぽい、体がだるいといった症状が出る人もいます。コロナとの区別がつきにくいため、発見が遅れる可能性もあります。

C早めに十分なスギ花粉症対策を

 今シーズンは、新型コロナ対策で換気をしていることから、室内に入る花粉の量が増える可能性があります。目や鼻の粘膜に炎症が起き、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が出始めると、薬で抑えることが難しくなる場合があります。花粉の飛散が始まる前に受診して薬を飲み始めることと、例年よりも強力に徹底した花粉症対策が必要です。



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