加熱式タバコにも注意が必要です
- 加熱式タバコは、これまでのタバコと同じように薬タバコを使います。燃焼させるのではなく、電気的に350℃程度に熱して、ニコチン等の化学物質を熱分解により生じさせます。
- 加熱式タバコは、従来の燃焼式タバコをやめられない人、あるいはやめる意思のない人が、健康被害の低減につながるとして,燃焼式タバコの代替品として使用されています。
- しかし、加熱式タバコには従来の燃焼式タバコと同様に、依存症薬物であるニコチンなどの様々な有害物質が検出されています。このため、燃焼式タバコと同じ様にニコチン依存症、すなわちニコチン切れの不快感から逃れるため手放せない状態が続きます。
- これらの新型タバコの使用と病気や死亡リスクとの関連性についての化学的証拠が得られるまでは、かなりの時間を要し、医学的検証はまだこれからです。
- 害がないと信じて使用していると何かのきっかけで、禁煙できていたはずの人のニコチン依存症から脱却する機会を逃している可能性があります。
- 有害物質を含んだ煙や蒸気が、目に見えなくても、また臭いが少なくても、受動喫煙が起こります。
※禁煙を始めたい方、禁煙できずにお悩みの方は、当院にご相談ください。
(耳鼻咽喉科Q&A:禁煙治療編参照)
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