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@ブタクサ花粉(キク科)
秋に河川敷や公園、道端などでよく見かける植物です。小さな黄色い花が穂のように見えます。「ブタクサ花粉症」は日本で最初に見つかった花粉症と言われており、欧米では花粉症の原因として最も注目されています。背が低い植物なので、花粉の飛散距離は数百メートルほどですが、生息している場所には近づかないことをおすすめします。
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Aヨモギ花粉(キク科)
ブタクサ同様、河川敷や道端などでよく見かける植物です。花軸が何度も枝分かれして、多岐の頭状花を咲かせます。抗原性の強さはブタクサ以上で、飛散量も増加傾向にあり、患者数も増加しています。ブタクサ同様、背が低く、飛散距離は数百メートルほどですが、生息している場所は避けてください。
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Bカナムグラ(クワ科)
道端や荒れ地、林の周辺にごく普通に見られる1年草のつる花で、よく枝分かれしており、茎には小さな逆向きのとげが多くあります。抗原性の強い植物とされています。
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Cスギ花粉(ヒノキ科)
スギ花粉は2〜4月がピークですが、異常気象などが原因で十分に成長できなかった雄花が秋のタイミングで「狂い咲き」し、花粉を飛散させることがあります。スギ花粉はブタクサやヨモギと違い、背の高い植物なので、高く、遠くまで飛ぶので注意が必要です。
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